上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
いつものように学校内をフラフラしていた。
そしたら、いきなり生徒に個人的に呼び出された。
その時、思った。
「とうとうやられる日が来たな。」


わたしのことを普段からよく思っていない生徒がついに決心したんだと。
去年も暴力事件が何度か学校内で起きた。
血を流しながら、先生に向かってきた生徒もいた。
いよいよわたしの番だ・・・
相手がいくら高校生と言えど、貧弱な日本人が簡単に勝てるはずがない。
むしろサンドバック状態になるだろう。

わたしはボコボコにされ、この顔ともおさらばするときが来たなと悟った。
「ごめんなさい、お母さん。
 顔にメスを入れなければならないかもしれません。
 次に会う時には名前を名乗らなければ分かってもらえないかもしれません。
 おばあちゃんも泣いて悲しませるかもしれません。」
これも自分でまいた種。
どうやらわたしは「落穂拾い」をする人ではなく「種まく人」だったようです。
(ミレーギャグ)


そして、決意をし、生徒についていくことに。
まばゆい太陽の下、静かに歩を進める。
食堂に入り、彼は立ち止った。
振り返るなり、わたしに近づいてきた。
その時、いきなりその男子生徒の手が出た。
わたしはここぞとばかりに、その手に応じた。
そして、わたしとその生徒の手はとうとうあいまみれた。


彼の右手。
わたしの右手。
1メートルもない距離。
両の手が二人の間で固く握りしめられた。
そして、彼は言った。

「先生のおかげで、国家試験の数学で優をもらうことができました。
 数学を教えてくれてありがとう!!」

彼は、見るからに優秀な生徒。
たとえ数学の担当がわたしじゃなかったとしてもたぶんいい成績をとっていただろう。
だけど、そう言われるとやっぱりうれしい。
これから彼が数学を学んでいくモチベーションになったら、なおうれしい。

そんな握手の話でした。
今日もわたしは元気です。
スポンサーサイト
2013.02.21 Thu l 学校 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

なかなか臨場感のある記事でした。笑
してやられた。。

よかったね、そういう細かいうれしさ大切だよね!

もうちょっと、南の島で先生がんばれ〜!
2013.02.22 Fri l mariko. URL l 編集
どうもです!
もっといろんな表現ができるようにがんばります!

うれしさの表現はちょっとむずかしいけどね。
照れ屋だからね^^
2013.02.24 Sun l yoshi. URL l 編集

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://kypng.blog.fc2.com/tb.php/171-41c98244
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。